断酒40日目 油断
以前、断酒中に頂き物に珍しいビールをもらった。前回の解禁日以降に飲もうと決めていたビールだ。ただ外で飲む事が多く、このビールを冷やしてなかったから飲んでいなかった。
それで今回の再び断酒。本当に飲んでおけば良かったと後悔した。
今日で再断酒3日目。寝汗、不眠はまだあるが地獄の日曜日に比べれば大分改善している。しかも去年1年間の涙ぐましい努力の断酒の40日を超えようとしている。
今日乗り切ればかなり楽になるのも知っている。しかしここでまた問題が勃発。
この時期送別会シーズンだが断酒している時は出来るだけ解禁日以降に企画してもらった。それが、また飲めなくなってしまったのだ。少なくとも3つは自分から「この日ならもう飲めるからこの日にしてくれ。」と言ってしまった飲み会だ。
そこでまた酒飲みのバカな考えが今日出てきた。あれだけ日曜日二度と飲みたくないと誓ったのにも関わらずだ。
「この3つは飲んでもいいんではないか?」と・・・。本当に酒とは恐いドラッグだ。
まーここで飲んだらまた土日朝から飲んで日曜日の二の舞になる可能性が充分あり危険だ。今は先の事を考えずに今日一日の断酒を選んでいこう。
脳みそのしわにアルコールが染み渡っていると本当に痛感した。心は大分回復した。
やはり酒はダウン系のドラッグだ。飲み続けてきた事が原因の病んだ心や考え方を忘れるためにさらに飲んで、一瞬トリップして忘れ、覚めて、酷くなって、また飲むの繰り返し。
嫌な事から逃れるつもりが嫌な事から追いかけられ続け、捕まっていないつもりが捕まっていて、奴隷になっている事を忘れるためにまた飲む。負のループだ。
今日はもう飲まないでいける。何とか断酒道を歩んだが、今日も実は考え方によっては飲もうかと考えてしまっていた。危なかった。